
五輪マークが掲げられた空港。税関にはNECの顔認証システムが採用されている=1日、ブラジル・リオデジャネイロ(川口良介)【拡大】
ロシアによる国ぐるみの不正が発覚し、問題の根深さが改めて注目されているドーピングでも、日本企業が対策にかかわった。
三菱ケミカルホールディングス傘下のLSIメディエンスは、世界反ドーピング機関(WADA)の認定検査機関としてリオに検査スタッフを派遣、不正発見に尽くした。
WADAの認定検査機関は世界に約30カ所あるが、日本では同社のみ。東京都板橋区にある「アンチドーピングラボラトリー」では通常、15人が数百種類に及ぶ禁止薬物を調べているが、検査の中心を担うとみられる2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、さらに体制を強化することになりそうだ。