首都圏マンション発売、8月は24%減 都内に大型物件なく7年ぶり低水準

2016.9.14 17:50

 不動産経済研究所が14日発表した8月の首都圏(1都3県)のマンション発売戸数は、前年同月比24・7%減の1966戸だった。9カ月連続で前年実績を下回り、8月としては2009年以来7年ぶりの低水準だった。

 東京都内で100戸以上の大型物件の発売がなかったことが影響した。1戸当たりの価格は5662万円、1平方メートル当たりは79・8万円で、ともに3カ月連続で下がったが、消費者の動きは鈍く、販売業者が発売を絞っているという。

 8月発売のうち月末までに売れた割合を示す契約率は66・6%で、好調の目安の70%を3カ月連続で下回った。東京23区で発売された戸数の割合は首都圏全体の31・7%と、リーマン・ショック直後の08年10月(28・7%)以来の低さにとどまった。

 日銀のマイナス金利政策で住宅ローン金利は低下しているが、担当者は「低金利が続くと考える人が多く、購入には結びついていない」と述べた。

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