東芝復活へ構造改革強化 9月中間黒字転換も経営不安 テレビなど追加リストラ (2/3ページ)

2016.11.12 07:00

記者会見する東芝の平田政善最高財務責任者=11日、東京都港区
記者会見する東芝の平田政善最高財務責任者=11日、東京都港区【拡大】

 17年3月期は、営業損益が1800億円の黒字(前期は7087億円の赤字)、最終損益は1450億円の黒字(同4600億円の赤字)を見込む。

 市場信認には時間

 中間期として2年ぶりに営業黒字を確保した東芝だが、経営には依然として不安が残る。

 財務の健全性を示す株主資本比率は9月末で7.5%と、半年前に比べて1.4ポイントの改善にとどまった。危険水域とされる1桁台を抜け出し「18年度に10%」とする目標にはほど遠く、財務体質の強化は急務だ。

 事業面では、半導体への依存が一層鮮明になっている。967億円の営業利益のうち、半導体などの「ストレージ&デバイスソリューション」は783億円を占めた。これに対し、半導体とともに経営の屋台骨を担う原子力などの「エネルギーシステムソリューション」は、96億円にとどまった。合理化が遅れるテレビ事業は、105億円の赤字だった。

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