富士通、レノボとのPC事業統合「今年度内にまとめる」 雇用も維持へ (1/2ページ)

2016.12.14 06:35

インタビューに答える富士通の田中達也社長
インタビューに答える富士通の田中達也社長【拡大】

 富士通の田中達也社長は13日、フジサンケイビジネスアイなどの取材に応じ、中国・聯想(レノボ)グループと交渉を進めているパソコン(PC)事業の統合について、「今年度内にまとめる方向で進めている」と述べ、最終合意を目指す考えを示した。

 子会社のインターネット接続業者(プロバイダー)「ニフティ」が手掛ける個人向け事業の売却先についても、同様に今年度内に決めたい意向を表明。事業構造の改革を急ぐとともに、IoT(モノのインターネット)の普及でサービス需要が見込めるサイバーセキュリティー分野で2019年度までに1000億円程度を投じ、売上高を現在の2倍の3000億円に増やす目標を掲げた。

 田中社長は自社のPC事業の開発拠点や雇用について、「当社の強い部分はレノボも理解している」とし、統合実現後も維持する考えを強調。「レノボはグローバルで販売できる力がある。いいもの同士が一緒になることで新しい価値が生まれる」と意欲を見せた。

AI分野でも18年度までに1000億円を投じる計画

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。