次世代スマホは有機ELパネル? 覇権狙うサムスン 無視できないシャープら液晶陣営 (3/3ページ)

ジャパンディスプレイが開発した液晶「フルアクティブ」。4辺の縁幅を狭くし、全面スクリーンのように使える。
ジャパンディスプレイが開発した液晶「フルアクティブ」。4辺の縁幅を狭くし、全面スクリーンのように使える。【拡大】

  • サムスン電子のスマホ「ギャラクシーS7エッジ」。有機ELパネルを採用し、側面が湾曲した画面のデザインとなっている。

 省電力で色鮮やかな有機ELはテレビのほか、医療機器、航空機の計器類などの産業用途で有望とされるからだ。中国、台湾のパネル各社は今年からそれぞれ政府の補助を受けて、有機ELの量産に相次いで参入しており、世界的に将来性への評価は高い。

 量産技術が確立されればコスト低下が進む。また、製造技術の進展で液晶に劣っていた解像度も向上する可能性がある。これを見越し液晶陣営も技術開発を加速させるのは必至。次世代ディスプレーの勢力図をめぐる戦いは激しさを増しそうだ。