--英アムリンの買収が完了した。海外戦略は
「世界トップ水準の保険金融グループという意味合いから言えば、損害保険はグローバルなビジネスで、リスク分散の観点で海外の比率が5割を上回っているところが多い。アムリンの買収で約3割になり、アジアを中心にオーガニックな成長で4割ぐらいにはなる。ただ、あとの1割は時間を買うという意味でM&A(企業の合併・買収)も選択肢になる」
--次期中期経営計画のポイントは
「大きな柱の一つは保険商品の共通化だ。海上保険などでは進んできたが、(三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保双方の)主力商品の自動車保険などではほとんど進んでいない。こうした分野の共通化に加えて、グループとして営業部門の後方事務については3割程度事務量を削減する目標を立てている。もう一つは損害サービスシステムの共通化。19年から順次始めて、これができれば毎年100億円程度コスト削減効果が見込める」
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【プロフィル】柄沢康喜
からさわ・やすよし 京大経卒。1975年住友海上火災保険(現三井住友海上火災保険)入社。取締役専務執行役員、社長などを経て2014年6月から現職。長野県出身。