--訪日外国人旅行客が増えているが、彼らにとって丸の内をどんな街としてアピールするか
「訪日客もリピーターが増え、モノ消費よりもコト消費を楽しんでいる。きれいで過ごしやすい街として楽しんでもらう。その上で、買い物も食事も楽しむという流れが顕著だ。東京五輪・パラリンピックの2020年では東京駅前の広場も完成しているし、多くの方が来ると思う。今でも着物を借りて街を楽しむ方もいるので、ソフト面でもいろんな取り組みが考えられるのではないか」
--海外事業の戦略は
「20年くらいには営業利益に占める海外事業の比率を2割にしたい。今は約13%。全体ではまだ欧米が大きいが、アジアでもベースを作る。三菱地所の街づくりを魅力に感じて、アジアで開発を計画しているところから、お声がかかるようにもなってきた。タウンマネジメントやビルマネジメントの部分は相当程度、輸出できるのではないかと感じている」
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【プロフィル】杉山博孝
すぎやま・ひろたか 一橋大経卒。1974年三菱地所入社。企画本部グループ企画部長、常務執行役員、専務執行役員などを経て2011年4月から現職。東京都出身。