--かんぽ生命との業務提携の今後の展開は
「日本郵政グループの民営化のスケジュールや国からの認可取得を前提に、国内外の生保事業や資産運用などさまざまな分野で連携を進めていく。例えば、当社の経営者向け保険商品のかんぽ生命での販売は順調に推移しているので、2017年度中にも新商品の追加を実現させたい。将来、かんぽ生命の商品を当社が販売することも視野に入れている」
--どのようにITを活用していくのか
「ヘルスケア領域とマーケティング領域、保険の引き受けや支払いに関する領域の重なる部分でITを活用する。保険の一連の手続きに関する事務作業にロボット技術を導入し、人間の作業量を限定的にしていくことで業務効率を引き上げることを検討している。商品面では、りそなグループと共同開発し昨年12月に発売した医療保険が好調だ。実年齢ではなく、健康年齢で保険料を設定した点が特徴で、ITを活用する力があるからこそ提供できる商品だ」
◇
【プロフィル】渡辺光一郎
わたなべ・こういちろう 東北大経卒。1976年第一生命保険入社。企画・調査本部長、専務執行役員などを経て、2010年から社長。16年10月から第一生命ホールディングス社長兼任。静岡県出身。