【2017成長への展望】三越伊勢丹HD社長・大西洋さん(61) (2/2ページ)

2017.1.20 05:00


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 --百貨店事業の依存率が売上高全体の8~9割と高いが

 「百貨店のビジネスモデルを立て直し、復活を目指しているが、業態リスクが高いので、飲食、旅行、カード、不動産などを伸ばす。あとは体験型の『コト』消費関連のサービスも増やす」

 --百貨店以外の新規事業を伸ばすには、自前で行うのには、限界があるのでは

 「中途社員を積極的に採用している。若い社員を他の業界にも出向させている。中国の越境EC(電子商取引)サイトの参入は、若手の中途女性社員が行った。こうした取り組みを積み重ねることで、会社を変えていきたい」

 --業界再編の可能性は

 「百貨店同士の再編は考えにくい。セブン&アイ・ホールディングスがエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと資本業務提携したが、総合スーパー、コンビニ、百貨店の間では、あるかもしれない」

 --来年以降、主要店舗で正月三が日の休業を検討しているのか

 「社長就任時から提案してきたが、労使の問題や業績が悪く、なかなか実現は難しい。将来はそうしたいが、決定事項ではない」

                   ◇

【プロフィル】大西洋

 おおにし・ひろし 慶大商卒。1979年伊勢丹(現三越伊勢丹)入社。営業本部立川店長、伊勢丹社長、三越取締役、三越伊勢丹ホールディングス取締役などを経て、2012年2月から現職。東京都出身。

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