窮地のサムスンに追い打ち? iPhone発売10年の節目に米アップル韓国初上陸のワケ (3/5ページ)

2017.1.29 13:10

  • 10年前に初めてiPhoneを紹介した米アップル共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏(AP)
  • 逮捕状が発付されず、ソウル拘置所を出るサムスン電子の李在鎔副会長=19日、ソウル郊外(聯合=共同)

 “朴スキャンダル”の衝撃の大きさを考えれば、ポスト朴大統領が誰になったとしても、韓国政府が大手財閥に便宜を図るような行動をとることは許されないだろう。仮に外資よりも国内勢を優遇する政府の介入が実際にあったのだとすれば、アップルには初めてサムスンと韓国で実力勝負を挑める好機がめぐってきたとみることができる。

 第2の仮説は、アップルとサムスン、双方の実利を狙った現実的な取引の結果という解釈だ。アップルが今年投入する計画というスマホの最新機種「iPhone8」には主要部品として局面有機EL(OLED)ディスプレーが採用されるといわれている。そして、このキーデバイスの製造・供給メーカーとして有力視されているのがサムスンだ。アップルとサムスンはこれまでもスマホ市場で殴り合う一方、部品取引では納入先と供給メーカーとして手を握る関係にあったが、サムスンにとって最近は後者の側面の重要性がより増してきているとみられる。

 サムスン電子は、2016年10~12月期(第4四半期)の営業利益について前年同期比49.8%増の約9兆2000億ウォン(約9000億円)と、約3年ぶりの高水準に達するとの速報値を明らかにしている。複数の発火事故を受けて、新型スマホ「ギャラクシーノート7」の生産・販売を昨年10月に終了、約250万台ものノート7のリコール(回収・無償修理)を実施したダメージをしのぐことができたのは半導体やディスプレーなどの部品事業が大きな利益をもたらしたからだ。

スマホビジネスの競争のポイントが変質してきた可能性も

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。