クック氏の予告が何を意味しているかはまだわからないが、すでにiPhoneは音声アシスタント「Siri(シリ)」などで人工知能(AI)サービスの端末へと進化している。iPhone8以降の製品がより高度な機能を提供する革新的な端末へと発展していくのだとすれば、顧客に直接技術サポートを提供する直営店への投資の重要性はこれまで以上に高まると考えることもできる。
スマホの最新機種については、サムスンも「ギャラクシー」の次期モデル「S8」にAI技術を活用したアシスタント機能を搭載するとの観測が出ている。ロイター通信によると、このアシスタント機能はアップルの「Siri」の開発メンバーが立ち上げ、サムスンが昨年10月に買収を発表した企業「Viv Labs」の開発技術だという。つまり、アップルストアの韓国初上陸は次の進化の段階に入ったスマホビジネスの最終決戦への幕開けを意味するのかもしれない。
アップルのiPhone8の投入と直営店の韓国上陸にサムスンがどんな反応を示すことになるのか。サムスンの今後の経営を展望する上で興味深い。(経済本部 池田昇)