
金太郎ホームの佐々木数修都社長(右)と岡沢藍さん=千葉市花見川区【拡大】
少子高齢化の影響で住宅市場が先細りするとみられる中、業界の次代を担う若者にどのような人物像を求めるのか。佐々木社長は「大変な状況だからこそ業界を支えてやるんだ、という気持ちのある人に入ってもらいたい」と期待している。
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≪MARKET≫
■賃貸住宅 年35万戸の新規供給必要も
金太郎ホームが賃貸マンションへの投資ビジネスに注力するのは、高い利回りを提案できるからだ。
国土交通省の住宅着工統計によると、2015年に着工した賃貸住宅は前年比4.6%増の約37万8000戸。住宅市場において、賃貸住宅戸数は約4割の規模を占める。
相続税対策のための賃貸住宅が増えていることや、消費税増税後に持ち家の需要が落ち込んだため、ハウスメーカーが賃貸住宅に注力していることも、賃貸住宅の着工件数が増加する要因となった。
今後は、国内人口が減少傾向にあり、世帯数は独身勤労者や1人暮らしの高齢者が増え続ける。世帯数は20年まで増加し続け、その後はほぼ横ばいで推移するものの、年間35万戸程度の賃貸住宅の新規供給が必要となりそうだ。
ここにきて、相続税対策で郊外に賃貸住宅を建築したケースで、空室が問題となっている。しかし、駅近で鉄筋コンクリート造りであるなど物件の条件が良ければ、空室率は低く抑えられ、資産価値は高くなる。賃貸マンションへの投資における利回りは高くなるというわけだ。
ヒルズシリーズの販売は、千葉・幕張にある本社から車で30分以内の商圏に限られているが、佐々木社長は「オーナーにとって、最も収益性が高いエリアだ」と分析する。