上井 私は中途入社でそれまで飲料関係の仕事ではなかったので、酒づくりの常識を知りませんでしたが、自由に仕事をさせていただいて結果的に評価してもらえる商品が開発できたことは楽しかったです。経験がなかった分だけ、逆にフラットな考えで開発に取り組めました。
横山 入社後は、大阪工場で工場オペレーションとスタッフ業務を担当しました。その後、RTDの中味の開発を経て、約2年前に<ビターレモン>の原料担当になりました。工場とRTDの中味開発、原料を経験したことで、品質保証についての知見を得ました。今回のプロジェクトでもそれが大いに生かされています。
--今後の目標をお聞かせください
初川 「-196℃ストロングゼロ」の魅力を伝え続け、お客さまに手にとっていただけるよう、「-196℃ストロングゼロ」の良さを感じてもらえる環境づくりや商品展開を高い感度を持ってやっていきたいです。今後も自社商品に直接携わるさまざまな仕事にチャレンジしていきたいです。
上井 <ビターレモン>の開発では、レモンをまるごと使いながら、さらにピールという違う部位を活用することで新しい価値を提供ができたと思っています。今回は異なる2つのレモンの味わいを作り出しましたが、今後はさまざまな果実を用いて、味わいの作り分けを-196℃製法で実現していきたいです。私は中味の開発にやりがいを感じていますので、ストロングゼロ以外の商品などでも、-196℃製法の特長を利用して新たな製品開発を1、2年くらいの間にできればと思っています。