東芝、原発「負の連鎖」阻止に難題 少ない売り先候補、米連邦破産法適用申請も (2/2ページ)

2017.3.15 06:18

米ウェスチングハウスが建設しているボーグル原発3、4号機の冷却塔=米ジョージア州(共同)
米ウェスチングハウスが建設しているボーグル原発3、4号機の冷却塔=米ジョージア州(共同)【拡大】

  • ウェスチングハウスへの破産法適用の効果とリスク

 ただ、世界的な安全規制の強化で事業環境は厳しく、売り先候補は少ない。三菱重工業は、経営危機に陥った仏アレバの支援で手いっぱい。日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)は原発への投資に慎重だ。中国やロシアへの売却は、安全保障上の理由で米政府が認めない可能性が高い。

 一方、綱川社長はWHについて破産法11条の適用申請を検討している事実を認めた。

 東芝はWHに対し約8000億円の債務保証を行っており、破産法の適用申請を選択した場合は新たな損失が発生する。しかし、その分は、1.5兆円程度が見込まれる半導体メモリー事業の売却で補える可能性も十分ある。売却か破綻処理か-。負の連鎖を完全に断ち切るまでには、なお曲折が予想される。(井田通人)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。