指一本で自動駐車
新型には高速道路の同一車線で自動運転が可能な技術に加え、自動駐車機能「プロパイロット パーキング」という新たな機能も搭載されている。駐車場でクルマを止めたい場所をインターナビで設定し、センターコンソール部分に配置されたスイッチを指で押し続けることで、指一本で駐車が完了する仕組み。 ハンドルとアクセル、ブレーキ、シフト、パーキングブレーキの操作がすべて自動で行われ、後ろ向きも縦列駐車も難なく、上手にこなしてくれた。システムは4つのカメラと12のソナーで車両の前後左右の状況を把握しているといい、これなら運転に不慣れなドライバーでも安心して乗れそうだ。
デザインを一新し、1回のフル充電当たりの走行距離を400キロメートルに延ばし、自動運転など最先端の機能も網羅した新型リーフ。初代は国内で累計約8万台の販売にとどまったが、見栄え良し、機能良し、乗って良しの「三方良し」を目指して日産が開発に取り組んだ新型が消費者からどう評価されるのか。要注目だ。(今井裕治)