
三菱電機はAIがカメラで撮影した書類の記載内容を識別するシステムを商品化する(同社提供)【拡大】
一方、東芝は横浜銀行など6行向けに、ネット上でAIによる音声対話で相続相談ができるサービスを展開する。AIが利用者の質問や課題を把握して回答することで、来店回数を減らし、窓口業務の効率化につなげる。東芝は今後「相続相談以外にもローンや保険相談などのサービスも展開したい」考え。
電機大手のAIを活用したサービスは、これまで工場での生産効率化の支援など製造業向けが主体だったが、AI技術の進展を踏まえ、今後は金融機関向けだけでなく、幅広い産業向けの提案も本格化する見通しだ。