他地域と差別化できる優位性を持ちながら、健康食品の出荷額は低迷。近年は100億円を割り込んでおり、ピークだった04年度の200億円から半減した。しかし15年4月施行の機能性表示食品制度が順調に推移していることを好機ととらえ、同協議会は健康食品の認証制度を創設した。
健康博覧会には同協議会も出展、セミナーで認証制度について説明し周知を図った。今後はアンテナショップ「わしたショップ」の東京・銀座店などを通じて認証商品の良さをアピールしていく。出展した企業も販路開拓に積極的で、カタリスト琉球は「外資系大手流通会社とブースで商談ができた。3月には本部に行く」と手応えを感じていた。(松岡健夫)