
共同インタビューに応じる、東芝の車谷暢昭会長兼CEO=3日、東京都港区(寺河内美奈撮影)【拡大】
東芝の再成長に向けては「年内に『変革プラン』を策定する」と説明。グローバル企業に復帰するための5カ年の経営計画を立案する。
中核となるのが、東芝メモリ売却後に柱となる社会インフラ事業での「リカーリング(循環)型ビジネスモデルへの転換」。機器販売だけでなく、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)を組み合わせたサービスを通じ、収益を得られ続ける仕組みを構築する。
ただ、30年3月期の本業のもうけを示す連結営業利益見通しはゼロ。売却する半導体メモリー事業を継続事業から外したためだ。
巨額の増資に応じた複数の「物言う株主」を納得させる水準まで収益を高められるか、車谷氏の経営手腕が問われる。(万福博之)