静岡空港民営化、三菱地所・東急電鉄グループが運営へ 来年4月から、高松・仙台空港の実績評価 (2/2ページ)

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 現在、静岡空港は滑走路の管理責任を県が負い、ターミナルビルなどの運営を富士山静岡空港が担っている。31年4月の民営化後は同グループが着陸料などの料金を設定し収入にすることができるようになり、滑走路などの基本施設とターミナルビルの一体的な運営が可能になる。ターミナルビルなどサービス関連施設の増改築は同グループが全額負担し、滑走路など基本施設については県も修繕費用の一部を負担する。

 静岡空港では空港ターミナルビルの増改築が進められており、今月10日には新国内線ターミナルの運用が始まる。新国際線ターミナルも10月には完成予定で、発着枠が現在の1時間1便から最大3便に増える。