【神奈川発 輝く】三和織物 「撚糸の里」伝統産業つなぐネクタイ (3/5ページ)

 生地の生産だけでなく、自社製ネクタイの生産拡大にも力を入れ始めた。15年ほど前に県織物工業組合(2013年解散)から引き継いだネクタイブランド「RaVine(ラビン)」の商標を、近年はインターネットなどを使って積極的に売り込んでいる。

 販売は、2015年に本社工場に併設する形でオープンしたショップとインターネット上でしか行っていないが、今後は域外の衣料品店舗などへの出荷も視野に入れているという。

 同社の花上仁志社長は「販売規模拡大や量産にはまだ体制が完全ではない。知名度を上げながら、少しずつ事業を拡大したい」と意気込んでいる。(外崎晃彦)

【会社概要】三和織物

 ▽本社=神奈川県愛川町田代101 ((電)046・281・0513)

 ▽創業=1936年6月

 ▽設立=54年4月

 ▽資本金=1000万円

 ▽従業員=7人(2018年1月)

 ▽売上高=1億3000万円(18年6月期)

 ▽事業内容=ネクタイ生地、自社ブランドネクタイ「RaVine(ラビン)」の製造・販売など

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 □花上仁志社長

 未知の色や感触 新しい生地で感動

 --事業の展望は

 「ネクタイは世界的に需要が減少傾向にある。中国でも廃業が続き、大手企業しか残らない状況だと聞く。日本もこれだけ暑いと、夏はやはり売れない」

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