朝に新聞を開いて辞意を初めて知ったという女性職員(42)は、猪瀬氏について「割と直感で決め、こうと決めれば、とことんまで突き詰めていくタイプだ」と感じていた。だが、都議会の追及には説明が二転三転。
「庁内放送で見ていて、これまでと180度姿勢が違うと思った。説明がままならない場面では、課内からもやじが飛んだ」と振り返る。
「ここまで追い詰められめば、もう収拾はつかない。仕方がない」と辞職の意向を冷静に受け止めていた。
大半の職員からは「辞任やむなし」との声が漏れるが、一部では疑問を呈する声も。財務局の男性職員(55)は「5千万円が個人の借金だとするならばやめる理由が見当たらない」と話し、足早に庁舎の中に入っていた。