経産省は、14年度予算の概算要求でメタンハイドレートの開発予算としては過去最大規模の127億円を要求しており、日本海側での調査には13年度の約3倍の35億円を充てる。14年度には上越沖での掘削調査のほか、秋田県沖、山形県沖、島根県の隠岐諸島周辺など日本海側で音波を使った地質調査など広域調査を実施する。
資源エネルギー庁は今年3月、太平洋側の愛知県沖の水深約1000メートルの海底下約330メートルの地点で砂と混じり合って存在する「砂層型」と呼ばれるメタンハイドレートを取り出す産出試験に世界で初めて成功している。
日本海側の表層型メタンハイドレートは、海底表面や海底下数十メートルの比較的浅い場所に塊の状態で存在している。太平洋側の砂層型と比べ、資源量の把握が遅れているほか、まとまった量の回収に技術面での課題があるとされる。