マレーシア機不明、関係各国“非難ゲーム” 犯罪組織の「ハブ」になったタイ (4/4ページ)

2014.3.13 05:00

 今回の事件も当初、盗難パスポートを使った2人はアジア系の顔とされていたが、マレーシア当局は11日、2人は欧州への不法入国を狙ったイラン人と発表した。しかし、パスポートの名義と本人が異なる搭乗客は、他にも2人いたとの情報もある。

 そもそも東南アジアでは、入国時はパスポートのIC部分に記録された写真と見比べるなど厳しいが、出国の際はそこまでしない。

 さらに地方空港などでは、入管職員に言われるまま、手数料に10ドル(約1030円)ほど上乗せしたところ手続きが簡素化されたこともある。彼らは汚職ではなく「役職に伴う正当な報酬」という感覚が大きい。

 今回の事件の原因究明を待つまでもなく、役人の意識改革を含む保安態勢の抜本的見直しこそが喫緊の課題だろう。(編集委員 宮野弘之)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。