大阪府、ゆるキャラ乱立で『モッピー』に一本化方針 残りはリストラ? (1/3ページ)

2014.4.3 19:32

 大阪府のゆるキャラが45体と飽和状態の今、大半が“リストラ”の危機に瀕(ひん)している。府には熊本県の「くまモン」のようなエースがおらず、3月末の幹部会議でもキャラが多すぎて知名度が低い問題点が指摘された。広報に統一感を持たせるため、最古参の「モッピー」に一本化することを軸に、今後1年かけて各キャラクターの広報効果を検証するなどし、「人員整理」を行う方針だ。

 松井知事も苦言

 「統一キャラクターの設定が必要ではないか」

 3月28日の府部長会議で大江桂子府民文化部長が切り出した。府が管理するゆるキャラが21部局で34種類計45体に上るなど、知名度が低く、府として統一的な広報戦略ができていないことを挙げ、モッピーを統一キャラクターに推薦。松井一郎知事も2日の定例会見で「キャラクターが多すぎて、それぞれが何を宣伝しているのか分からない」と苦言を呈し、千葉県船橋市の非公認キャラクターを引き合いに「ふなっしーはなんぼ稼いでいるのか」と稼ぎ頭のいない大阪の現状を嘆いた。その上で「女性の就労支援なら『モッピーの嫁』とか、子供の施策なら『モッピーJr.(ジュニア)』とか、モッピーの家族を増やしていけば露出も増える」と提案した。

府にはエースキャラが不在で、知名度も低いのが実情

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