15人の運航乗務員は全員救助されているのに対し、修学旅行で乗船していた京畿道安山市の檀園高校の生徒325人で救助されたのは約20%。乗客の避難誘導や救助で逃げ遅れた客室乗務員14人のうち救助されたのは15%に満たない。
捜査当局は船長や3等航海士らを逮捕したが、刑罰の重さも国民の重要な関心事になっている。
検察当局は、厳罰を求める国民の処罰感情が広がりつつあるとみており、検事総長が「船長などの(運航)乗務員が救護措置を取らず、先に船を離脱したのは黙認できない重大犯罪」と指摘し「迅速に、厳しい措置を取る」と表明した。
捜査当局が船長ら3人を、最高刑が無期懲役の特定犯罪加重処罰法(船舶事故逃走罪)などの疑いで逮捕したのも、こうした厳しい世論が背景にある。
ただ、同罪は船舶間の事故が前提。韓国の法曹界にも「今回のケースに適用できるかどうかは疑問」との声が出ている。
業務上過失致死や船員法違反で起訴された場合は、最も重くても、懲役7年6月となる。