【珍島(韓国南西部)=加藤達也】旅客船「セウォル号」の沈没から4日目となる19日、韓国全羅南道珍島沖の沈没現場を訪れた。「無事発見」の知らせを願う安否不明者の家族が希望を託す韓国海洋警察などのダイバーたちは、うねりと風と潮流に翻弄され、疲労をにじませながら必死の捜索を続けていた。
沈没した海域は珍島から南西に約20キロ。記者が乗った全長約15メートルの釣り船は午前7時50分、珍島の小漁港、西望(ソマン)を出港した。
中小の島々の間を縫うように進みながら、暗礁が潜む海域であることを実感する。波のうねりは想像以上に高く、風も強い。陸の気温は11度だったが、釣り船の船長は「風もあるし、体感温度は7、8度以下だろう」と話した。