【PC遠隔操作・弁護人会見(上)】「悪魔が仮面を…」「見破れなかった」 (2/2ページ)

2014.5.22 17:12

 《佐藤弁護士は、片山被告が非常に知的だとも述べた》

 「本人が自分が犯人だと言った後に、10時間近く話を聞いている。非常に知的で、嘘をつき通してきたことからも、頭の回転が非常に速い人というのは間違いない」

 「しかし、それを良くないことに使っていた。片山さんは、悪意を制御できなくなったと言っていた」

 《片山被告の内面について、佐藤弁護士はさらに掘り下げていく》

 「片山さんは母親を心配させたくなくて、無実を主張していた。家の中でも仮面をかぶらないとならないのが彼の生活だった」

 「母親は『大丈夫?』と片山さんに念を押し続けていたが、それに堪えられずに今回の事件を起こした」

 《無実を信じて弁護を続けてきた佐藤弁護士は、片山被告に対し、“悪魔”という厳しい言葉も投げかけた》

 「もともとは、判決の前日にメールの送信予約を仕込んでおいて、無罪判決が出たら解除、有罪なら2日後くらいにメールが届くという計画だった」

 「そういうことを考えていた人を見破れなかった。刑事司法に携わる者として、いろいろ反省がある」

 「彼はいろいろ覚えていて、それを、一つ一つ説明する。悪魔が仮面をかぶっていたことは事実だが、彼はまだ、その悪魔性を自分で説明できる」

 「間違ったヒーローになりかけた人が、これから仮面を脱いで自分を見つめ直すことになる」

 《佐藤弁護士は疲れた表情で淡々と語った》

■PC遠隔操作・弁護人会見 =(中)に続く

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