広島市の安佐南区、安佐北区で発生した土砂崩れの被害について、広島県警は20日、死亡者が27人になったと明らかにした。行方不明者は10人。けが人も多数出ており、広島市消防局によると、救助活動中に安佐北消防署の政岡則義さん(53)が死亡するなど、救助者にも被害が出ている。広島市災害対策本部によると、このほかにも救助を求める住民が多くいる。
日本海にある前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定になり、安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大の217・5ミリを記録。市災害対策本部によると、死亡者は安佐南区で16人、安佐北区で2人となっている。
広島県の派遣要請に基づき、陸上自衛隊も救助活動に当たった。安倍晋三首相は、自衛隊を数百人規模にするよう指示。広島県は広島市への災害救助法の適用を決定した。