“独裁者”を怒らせ、怯えさせる「軍事ゲーム」…名誉毀損や発禁処分も (2/5ページ)

2014.8.22 07:27

中米パナマのノリエガ元将軍の捕捉を題材にした軍事ゲーム「コール・オブ・デューティ・ブラック・オプス2」をめぐる訴訟を伝えるテレビ映像(YouTubeより)

中米パナマのノリエガ元将軍の捕捉を題材にした軍事ゲーム「コール・オブ・デューティ・ブラック・オプス2」をめぐる訴訟を伝えるテレビ映像(YouTubeより)【拡大】

  • 今年5月に軍事クーデターが起きたタイは、国の平和に悪影響があるとして、ゲーム「トロピコ5」を発禁処分にした。画像は同シリーズの「トロピコ4」(YouTubeより)
  • 今年5月に軍事クーデターが起きたタイは、国の平和に悪影響があるとして、ゲーム「トロピコ5」を発禁処分にした。画像は同シリーズの「トロピコ4」(YouTubeより)
  • 今年5月に軍事クーデターが起きたタイは、国の平和に悪影響があるとして、ゲーム「トロピコ5」を発禁処分にした。画像は同シリーズの「トロピコ4」(YouTubeより)

 ノリエガ氏は、米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の裁判所に起こした訴訟で、名前を勝手に使われ、しかも誘拐犯や殺人者といった設定も名誉毀損(きそん)にあたるなどと主張。「多くの虚構が混じり、極悪な罪を犯した犯罪者、米国の敵対者として描かれ、誤ったイメージを植え付けられた」と訴え、ゲームの売上金の一部を請求した。

 独裁政権を敷いていた際、ノリエガ氏はコロンビアの麻薬密輸組織から資金提供を受け、数百万ドル規模の蓄財をしたとされる。1989年に米国に侵攻され投降したが、その後は資金洗浄や麻薬密輸の罪に問われ、実刑判決を受けた。

 今回の騒動についても、元独裁者としてのプライドがうずいたのかもしれないが、むしろコロンビアの麻薬組織と結託した際と同様、「分け前をよこせ」と目を付けたようにもみえる。

クーデターや大統領選に落選するとゲームオーバー

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