ノリエガ氏は、米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の裁判所に起こした訴訟で、名前を勝手に使われ、しかも誘拐犯や殺人者といった設定も名誉毀損(きそん)にあたるなどと主張。「多くの虚構が混じり、極悪な罪を犯した犯罪者、米国の敵対者として描かれ、誤ったイメージを植え付けられた」と訴え、ゲームの売上金の一部を請求した。
独裁政権を敷いていた際、ノリエガ氏はコロンビアの麻薬密輸組織から資金提供を受け、数百万ドル規模の蓄財をしたとされる。1989年に米国に侵攻され投降したが、その後は資金洗浄や麻薬密輸の罪に問われ、実刑判決を受けた。
今回の騒動についても、元独裁者としてのプライドがうずいたのかもしれないが、むしろコロンビアの麻薬組織と結託した際と同様、「分け前をよこせ」と目を付けたようにもみえる。