批判の“芽”を摘み取る?
バンコク・ポストや英紙ガーディアン(いずれも電子版)によると、今年5月に軍部によるクーデターが起きたタイで、ドイツ企業のゲーム「トロピコ5」の発売が差し止められた。バンコク・ポスト(電子版)などが伝えた。
ゲームは、カリブ海の島国の大統領になって、憲法を起草し、統治を行うという設定。大統領は報道規制し、無慈悲な独裁者だが、女性をリーダーとした反乱勢力があり、米紙ワイアード(電子版)によると、クーデターがあったり、大統領選に落選したりするとゲームオーバーになる。
バンコク・ポストによると、タイでの販売代理店の担当者は、検閲機関の担当者から「内容の一部が国の平和に悪影響を与える」と指摘されたと説明した。
検閲機関はテレビでのポルノやたばこ、不道徳やポルノ、君主制への非難など取り締まっているが、今回はシリーズ5作目で、それまでの作品は軍事クーデター発生前に発売されており、発禁などにはなっていなかったという。