松崎正臣容疑者(川口良介撮影)【拡大】
ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、不正に入手した顧客情報約1千万件を名簿業者に開示したとして、警視庁生活経済課は26日、不正競争防止法違反(営業秘密の開示)容疑で、元システムエンジニア(SE)の松崎正臣容疑者(39)を追送検した。松崎容疑者は容疑を認め、「25万円で売却した」と供述している。
追送検容疑は6月18日、ベネッセのデータベースからスマートフォン(高機能携帯電話)に無断でコピーして入手した顧客情報約1千万件をインターネットの大容量ファイル転送サービスにアップロード。この情報をダウンロードするためのアドレスを東京都千代田区の名簿業者に送って開示したとしている。
松崎容疑者は顧客情報約1千万件を不正入手したとして、7月17日に逮捕。別に約2千万件を不正入手したとして、今月11日に再逮捕されていた。生活経済課は、松崎容疑者が他に2つの名簿業者に顧客情報を売却したとみて流出ルートの全容解明を進めている。