コンピューターを動かすためのプログラム(命令書)を作成する「プログラミング」を教育に取り入れる動きが広がってきた。20日の一般販売開始で話題になったソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」が学校の授業で使われたほか、民間の塾などでも教える所が増えている。まず創造力や問題解決力を育むのが主な狙いのようだ。(寺田理恵)
ペッパーも登場
女子生徒から「第2体育館」と話しかけられたペッパーが「第2体育館に行く方法を説明します」と答えて腕を伸ばす。指示通りの反応に、生徒らから歓声が上がった。ペッパーが登場したのは、品川女子学院(東京都品川区)の課外授業。一般販売に先立つ16日、中学2、3年の生徒32人がペッパーを動かすためのアプリ(プログラムの集まり)を作成するプログラミングに挑んだ。
この日作成したアプリは、入り口でペッパーが来校者の行きたい場所までの地図をタブレット端末に表示し、言葉やポーズと合わせて案内する「校舎案内」など3種。いずれも生徒が「学校にこんなロボットがほしい」と企画した。
アプリのプログラミングは、ペッパーの「しゃべる」「言葉を聞き取る」「体を動かす」といった動作や機能を示す図形などを、マウス操作でパソコン画面上に順序立てて配置していくことでできる。難解なプログラミング言語を使わなくても、しゃべらせたりポーズを取らせたりとプログラミングの“入門編”が体験できる。