施工不良による傾きが発覚した横浜市都筑区のマンション前には多くの報道陣が詰めかけていた=15日午後【拡大】
マンションを販売した三井不動産レジデンシャルなどは今月9日から住民説明会を開催。男性によると、説明会では怒号が飛び交い、施工のチェック態勢に対する不信感を多くの人が示したという。
14日も午後7時ごろから説明会がマンションの共用スペースで始まり、日付を越えた。販売会社の幹部社員とみられる男性らが住民に何度も頭を下げる場面が遠目にも見え、住民側の怒りの程がうかがえた。
渡り廊下にずれ
横浜市などによると、問題となったのは、平成18年から分譲が始まった4棟からなる計705戸の大規模マンションで、このうち11階建ての1棟が傾いていた。住民が昨年11月、隣接する棟とつながる渡り廊下に約2センチのずれができているのを見つけたのが発端だった。
三井不動産の子会社「三井不動産レジデンシャル」が販売者となり、元請けとして三井住友建設が施工を担当。下請けには「日立ハイテクノロジーズ」が入った。ずれの原因となったくい打ちを施工したのは、孫請けの旭化成建材だった。