WHOの公衆衛生部門のトップ、マリア・ネイラ氏は前述のガーディアン紙などに「(世界の)多くの都市は大気汚染によって公衆衛生上の緊急事態を迎えています。それは目を見張るほどの事態で、未来の社会が負担すべき恐ろしいコストとともに、世界が直面する最大の問題です」と警告しました。
深刻な大気汚染といえば中国・北京の話だけかと思いきや、知らぬ間に実は全世界規模で大変な状況になっているようなのです。
そして、そんな中国では、恐ろしいことに、ロッキー山脈(カナダ)の新鮮な空気を詰めたボトルが“爆買い”されているというのです…。
昨年12月15日付の英紙デーリー・テレグラフやデーリー・メール(いずれも電子版)などによると“新鮮空気”の販売元は、14年、カナダのアルバータ州で2人の若手起業家が設立した「バイタリティ・エアー社」です。