
男子シングルス準決勝で、ポイントを失い悔しがる錦織圭=ニューヨーク(共同)【拡大】
【ニューヨーク=上塚真由】テニスの全米オープン第12日は9日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス準決勝で第6シードの錦織圭(日清食品)は、第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)に6-4、5-7、4-6、2-6で敗れ、準優勝した2014年以来2度目の決勝進出はならなかった。
錦織は攻撃的なテニスで第1セットを先取。しかし、次第に疲れが見え始め第2セットを落とすと、そのまま流れを変えられなかった。
今大会の錦織は準々決勝で、第2シードのアンディ・マリー(英国)をフルセットで破り、2年ぶりの4強入りを果たした。期待された日本人初の四大大会制覇は持ち越しとなった。
バブリンカは11日(日本時間12日)の決勝で、第1シードで2連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
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■錦織圭の話「準々決勝で5セットを戦った疲れがあり、徐々に動けなくなった。暑さもあって思考能力が低下して、ミスをしてしまった。この夏はけがもほぼなく、いい結果を残せたので自信になった」(共同)