
子供たちの人気を集めた「プラレール」の巨大な展示=福井県敦賀市のきらめきみなと館【拡大】
鉄道のまち・敦賀の魅力を楽しむイベント「つるが鉄道フェスティバル」が10日、敦賀市桜町の「きらめきみなと館」で開かれた。鉄道模型の展示やミニ新幹線の乗車体験、古い切符や駅名看板といった鉄道関連グッズの販売コーナーなどがあり、家族連れや鉄道ファンらでにぎわった。
同市や敦賀商工会議所、敦賀観光協会などでつくる「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委が企画し、平成24年から開かれている。三重県亀山市の愛好家グループ代表の小林桂さん(44)らが鉄道玩具「プラレール」を使って縦約8メートル、横約6メートルの巨大なジオラマと、高さが約2・5メートルもある鉄道タワーを設置。子供たちが迫力ある展示に歓声を上げていた。
滋賀県の鉄道模型愛好家グループが実物の80分の1サイズの模型を使った展示は、列車の模型にカメラが搭載されており走る映像も楽しめる。このほか、運転操作を楽しめるシミュレーターや会場内を取り囲むようにレールが敷かれたミニ新幹線の乗車体験もあり、家族連れらの人気を集めていた。
家族と訪れた福井市の内田萌花ちゃん(5)は「列車の運転が楽しかった」と笑顔で話した。11日まで開かれた。