SL時代の「鉄道遺産」が人気 転車台に扇形車庫…“渋い展示”に観光客続々 (2/3ページ)

2017.1.13 18:55

津山まなびの鉄道館の扇形車庫で展示されているディーゼルカー
津山まなびの鉄道館の扇形車庫で展示されているディーゼルカー【拡大】

  • 津山まなびの鉄道館で展示されているキハ181などの気動車
  • 転車台見学ツアーで係員の説明を聞く参加者
  • 津山まなびの鉄道館で人気を集める転車台と扇形車庫

大河でブーム到来?!

 転車台は片側にしか運転台がないSLなどを載せて回転し、進行方向に車両の向きを変える設備。かつては全国各地の終着駅や車両基地に存在したが、SLの引退、両側に運転台があり、方向転換不要のディーゼル機関車の台頭で不要となり、多くが姿を消した。天竜浜名湖鉄道で現在も残っているのは、転車台を中心に扇形に広がる扇形車庫を使用するのに必要だったためだ。国内最大規模の扇形車庫は京都鉄道博物館のもので、SL20両がずらりと並ぶ姿は壮観で、来館者の注目を集めている。

 天竜二俣駅にはほかにも貯水槽、駅舎も昔ながらのものが残り、これらは10年に国の登録有形文化財に指定された。また今年のNHK大河ドラマは戦国時代に男の名で井伊家の家督を継いだ女性を描く「おんな城主 直虎」だが、同鉄道の沿線には、井伊家菩提寺の龍潭寺など、主人公の井伊直虎ゆかりの地が多い。担当者は「多くの方に天竜浜名湖鉄道に乗ってもらい、見学ツアーに参加してほしい」と話していた。

 ツアーの料金は大人200円、小人100円(同鉄道に乗車しない場合は大人300円、小人150円)。所要時間は約45分。併設の鉄道博物館の見学も含まれている。

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