
木村清社長と、築地市場の初競りで、7420万円で競り落とした青森県大間産のクロマグロ【拡大】
今年の築地市場の初競りで、最高値で競り落とされたマグロを釣った青森県大間町の漁師竹内正弘さん(65)が、県内の児童養護施設6カ所に計300万円を寄付することになり、青森県庁で8日、贈呈式が開かれた。平成23年から毎年、「大間のマグロ漁師」名で寄付してきたことも明らかにした。
竹内さんが「今年の初競りでトップとなり、値段もよかった。子どもたちのため少しでも使ってほしい」と三村申吾知事に目録を手渡した。三村知事は「これまでもたくさんの支援をいただき、感謝している。子どもたちの成長につなげていきたい」と話した。
竹内さんが釣り上げた212キロのクロマグロは今年1月、築地市場の初競りで7420万円で競り落とされた。