
東急電鉄が展開中のマナー向上広告「わたしの東急線通学日記」シリーズの『音漏れ篇』【拡大】
民鉄協によると、車内での化粧については「悪化した」「以前と変わらない」の合計が70%。7割が改善していないと感じていたことになる。歩きスマホに至っては、63.5%が「悪化した」と答えていた。何よりも、迷惑と思う声が多く、依然として改善されていない実態があるのだ。
森田課長は「今回は改善すべきところはあった。来年度以降もお客さまの反応を見ながら、試行錯誤で考えていく」という。
各社は関心を持ってもらうことにこだわってほしい。うるさがられても、たとえば飲食店のように、「もうあの店(電車)には行かない(乗らない)」とはならないはずだ。「公共輸送機関」としての立場を考えれば、責務と言っても過言ではない。