なのに、その数字を目標として定めてしまう--。つまり、こうした目標設定の甘さが、評価する側とされる側にズレを生じさせるのです。
会社とは、わかりやすくいえば「もうけた人」に対して高い評価を行います。数字で利益が見えやすい営業などの仕事に比べて、小人数で行うウェブコンテンツ企画の仕事は利益への貢献度がわかりにくく、上司もちゃんと理解できない場合が多い。ならば、目標設定や査定の時に、あなたが目指した数字・成果がいかに大変なものなのか、いかに利益につながるものなのかを説明できなくてはいけません。「あの超有名サイトのページビュー数の○分の1とはいかほどの影響力か」「3万ページビューは、売り上げ換算で○千万に相当」といったふうに、尺度をあなたが示すことです。
上司、会社が評価できていない場合
■評価制度に疑問があります…
<お悩み>
転職して1年、営業リーダーとして部下の育成に力を注ぎながら、プレーイングマネージャーとしてそこそこの営業数字も残しています。特に、以前勤務していた食品業界の販路を新規開拓するなど、期待以上の成果を残してきた自負があります。なのに、突出した営業実績がないことを指摘され、ものすごく低い評価になってしまいました。