「語学力があるうえで、コアとなる専門分野について深い知識を持っていること。さらに、異文化を尊重し、違う価値観や考え方、習慣を受け入れられるかどうかも重要ですね。自らの意志で道を切り開き、あらゆる環境で揉まれながら自分で考えて答えを導き出してきたような経験は、必ず評価されるはずです」(河本氏)
「特定分野における専門性に加え、論理的に物事を考えられること。マルチカルチャーなマーケットを相手にするわけですから、感情論ではなく論理的に物事を理解しようとしなければ、自分の意見を相手に正しく伝えることができないでしょう。そして、意見を押しつけようとせず、まずは相手を受け入れる謙虚さも必要です」(大山氏)
広がるチャンス。前向きにスキルを磨くきっかけにしよう
ひと言でグローバル採用と言っても、企業の段階や戦略の中身によって募集するポジションや仕事内容も大きく異なる。しかし、経済や文化交流などのグローバル化が急速に進む中で、あえて「グローバル人材」とカテゴライズする必要は今後ますますなくなっていくのではないだろうか。それはつまり、働くチャンスが国境を越えて広がっているという意味でもある。企業の採用意欲は今後いっそう高まっていくはず。自分がこれから世界中で活躍する姿をイメージし、必要なスキルや経験を見極め、前向きにスキルを磨いてみてはどうだろうか。