「会社からの評価が低すぎる」というストレスの場合も、「会社というものは、社員の能力を正当に判断し評価するべきだ」という思い込みが原因。「部下が言うことを聞かない」場合も、「部下は上司に従うものだ」と決めつけてしまっているために齟齬が生じるわけです。まずは、自分自身の中にある“思い込み”や“固定観念”を探し出してみましょう。そして、それが見つかったら、「○○であるべきではないのかもしれない」とまずは疑ってみるようにしてみてください。自分だけの勝手なこだわりが崩れていくはずです。フラットな状態で考えることによって、関係が悪化している原因が見えやすくなります。
■「嫌われてもいい」と口に出して言う
自分自身ではうまくやっているつもりでも、なかなか周囲と打ち解けられなかったり、うまくかみ合っている感じがしないなんてことがあるかと思います。実は、人というものは無意識のうちに「嫌われたくない」という基準で行動してしまっているものなんです。例えば「面倒がられると悪いので、仕事を頼まないでおこう」「無理な要求だとわかっているが、断るのはやめよう」「否定されるのがこわいので、会議では発言しないようにしよう」などということはありませんか。そして、そんな振る舞いを続けているうちに、自分自身をどんどん抑圧してしまい、我慢がつのって、無意識のうちに「どうせ自分なんて…」「体制がおかしいんだ…」と、すねやすくなってしまうものなのです。「人に嫌われたくない」と思えば思うほど、知らず知らずのうちにストレスが増え、結果、周囲との接し方がどんどんズレて、人間関係が悪化してしまうのです。