関西国際空港内にあるJR関西空港駅で、外国人旅行客が割安の切符を求めて「長蛇の列」をつくる光景が繰り広げられている。秋の観光シーズンを迎え、ピーチ・アビエーションをはじめとする格安航空会社(LCC)などに乗ってやって来た台湾、韓国、中国の旅行客らが買っているのだ。
正規の運賃の数分の1となる超格安切符が用意されているが、短期滞在の外国人だけが対象。JR西日本では紅葉シーズンの11月には、建物の外にまで張り出した列が何重にもなると見込む。担当者は「日本へのリピーターになってもらえれば」と外国人旅行客に熱い視線を注ぐ。
建物に入りきらない!
初秋の平日。昼食時間が過ぎた頃、JR関西空港駅の「みどりの窓口」は、中に入りきらない外国人旅行客らが建物の周りをぐるりと囲んでいた。みどりの窓口はもちろん、日本人も利用でき、新幹線などの切符を購入できるが、建物の中で聞こえてくる言葉は、中国語が多く、ときおり韓国語が耳に入る。中国語ができる女性スタッフが、中国語案内のプレートを首から下げ対応していた。