紅葉時期には態勢強化
JR関西空港駅には現在、天王寺や大阪、新大阪、京都など主要駅を英語、中国語、韓国語で表記し、所用時間なども書いた看板を掲げている。ほかにも前述したみどりの窓口建物にある「JR Ticket Office」など外国語表記は数多い。みどりの窓口には中国語ができるスタッフも1人いる。
だが、これらは今年9月13日なってから新たに始めた。JR西の外国語ホームページで、JRパスを紹介し出したのも昨春になってからだ。
関空が開港したのが平成6年。20年目にしてようやく実現した試みだ。
JR西の担当者によると、これまでJR関西空港駅には外国語表記が少なく、切符を買い求めようとする外国人が右往左往する姿が見られた。
そうした不便さを解消しようと、9月13日からは駅の各種説明文は日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語を併記。みどりの窓口には、4カ国語のパンフレットも用意し、中国語の案内スタッフ1人を来年4月までの予定で配置している。台湾人2人と中国人1人が交代で勤務し、午前11時から午後7時まで1人が常駐している。
紅葉を迎える11月には、中国語スタッフを2人配置にし、窓口も4カ所から5カ所に増やすという。
JR西の担当者は「昨年からイン・バウンド(外国人旅行者増加)の取り組みを本格化した」とし、「海外のお客さまが利用しやすくするため」と説明するが、列車運行の固定費は変わらないため、格安でも商売になるという事情がある。