室内用野菜栽培キット続々登場 収穫と室内装飾、食育にも (2/4ページ)

2013.12.8 13:06

 「食卓を自宅室内栽培の野菜で彩りたいが、手軽な価格で始めたい」との声を受け、産業機械メーカーの深見製作所(岐阜県関市)が9月に発売したのが水耕栽培用プランターキット「若菜」。幅45センチ、奥行き18センチ、高さ8センチで希望小売価格は3980円ながら、水位計や水循環用のエアレーションポンプも付いて本格的。種子は1カ所に2~4個、最大10カ所植えられる。キット付属のサニーレタスの種子で始めると最大40株が同時に育ち、4週間後には6~8人分が収穫できる計算だ。

 同社は昨年10月、新規事業開拓の一環として家庭菜園用栽培キット「ネイチャー ボックス」(7800~1万6800円)の販売を開始した。白熱球型のLEDライトを付け、アクリルケースで培地が透けて見えるなどのインテリア性を重視した結果、新築祝いなど贈答や病院受付の観葉植物の代替といった需要が出た。

「手頃に始めたいというニーズに応えようと考えた」

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