「いつ気が向いて顔を見せてくれるかわからない。オーロラは女性のように気まぐれと言われているんですよ」
通称“オーロラハンター”と呼ばれるオーロラツアーのガイドは言った。日本にも似たような意味を持つ“女心と秋の空”という言い回しがある。そう告げると「世界中どこに行っても、男は、女性の移り気に振り回されて苦労しているんですね」イッヒッヒッ。鼻にシワを寄せてうれしそうに笑う。
「死ぬまでに一度は見たいもの」として挙げられるオーロラ。日本のみならず韓国、中国、タイといったアジア各国のほかヨーロッパ諸国でも人気が高い。今回の旅では、ノルウェーの北極圏に位置する町トロムソをオーロラハンティングの拠点にした。オーロラがもっとも出現しやすいとされる北緯65度から70度を帯状に結んだエリアは“オーロラベルト”と呼ばれるが、トロムソはまさにそこにある。
需要の高まりを受けて、フィンランドのヘルシンキをハブ空港にするフィンエアーは2014年元旦、ヘルシンキ-トロムソ線を開設した。オーロラ観測のベストシーズンにあたる2014年3月28日まで、月曜・水曜・金曜の週3便で運航する。