【江藤詩文の世界鉄道旅】マハラジャ・エクスプレス(7)“世界一の豪華列車”はインド製…「車両も線路も自国のものに限る」 (1/2ページ)

2014.2.22 18:00

豪華列車を牽引するわりには、意外と地味な見た目の機関車。機関車だけはデザイナーが関わっていない。しかし故障の少なさは折り紙付きとのこと

豪華列車を牽引するわりには、意外と地味な見た目の機関車。機関車だけはデザイナーが関わっていない。しかし故障の少なさは折り紙付きとのこと【拡大】

  • 「インドで産出される色とりどりのさまざまな宝石」をイメージした食堂車。食堂車は2両ある
  • 乗客がくつろぐラウンジは落ち着いた雰囲気。全車両でWi-Fiに接続可能で、不具合に備えて、ITシステムの管理者も乗車している
  • 全長700メートルを超えるマハラジャ・エクスプレス。駅によってはプラットホームに収まりきれず、前後がはみ出していることも
  • ハウスキーパーや料飲部門マネージャー、バーテンダー、食事をサーブするスチュワートなど、職種ごとに異なるコスチュームを着用。車内には洗濯機があり、制服は毎日洗濯する

 「世界一豪華な鉄道」として、ギネス世界記録への登録を検討しているマハラジャ・エクスプレス。最新の設備や豪華な食事、行き届いたホスピタリティはもちろん「この豪華列車が、すべてインド国内でつくられていることに意味がある」と、GMのヘイマン氏は言う。鉄道省の管轄のもと、機関車や車両は、南インドのベンガル湾にほど近い、チェンナイにある専用工場で製造された。ゲージは、鉄道省が指定したメーターゲージを採用。「7泊8日、2500キロを超える距離を走行しても、列車を乗り換えたり、車輪の幅を調整する必要がないのです」

 20両以上を連結し、全長700メートル以上にもなる列車を牽引するのは、たった1台の機関車。乗客がエクスカーションに出かけているあいだに、進行方向に合わせて、列車の前後に付け替える。運転士は2人1組で、4時間ごとに運転を交代し、毎朝駅に到着すると、待機していた運転士と入れ替わる。保守点検も毎日行われる。ちなみに運転士以外の乗務員は、旅の行程を通して、同じ顔ぶれでサービスにあたる。7泊8日を往復する14泊15日勤務が基本だ。

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