24金を惜しげもなく使い、きらきらと絢爛豪華な車内のインテリアを手がけたのは、南インドの女性デザイナー、エリザベス・ケルカールさん。若いスタッフに言わせると「やや時代がかった」いかにもインドらしいコスチュームは、職種別に7種類ある。これもインドのデザインチームが手がけたものだ。
「“オール・メイド・イン・インディア”。マハラジャ・エクスプレスは、これをコンセプトに製造されました」と、ヘイマン氏。ちなみに、働いている乗務員も、現在のところすべてインド人が、乗務員に限っては、この先、国際化を目指すとか。英語を話して接客業の経験がある日本人は大歓迎とのこと。ちかぢかこの列車で、インド風のコスチュームをまとった日本人クルーを見る日がくるのかもしれない。
■取材協力:インド政府観光局
■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。