【江藤詩文の世界鉄道旅】マハラジャ・エクスプレス(7)“世界一の豪華列車”はインド製…「車両も線路も自国のものに限る」 (2/2ページ)

2014.2.22 18:00

豪華列車を牽引するわりには、意外と地味な見た目の機関車。機関車だけはデザイナーが関わっていない。しかし故障の少なさは折り紙付きとのこと

豪華列車を牽引するわりには、意外と地味な見た目の機関車。機関車だけはデザイナーが関わっていない。しかし故障の少なさは折り紙付きとのこと【拡大】

  • 「インドで産出される色とりどりのさまざまな宝石」をイメージした食堂車。食堂車は2両ある
  • 乗客がくつろぐラウンジは落ち着いた雰囲気。全車両でWi-Fiに接続可能で、不具合に備えて、ITシステムの管理者も乗車している
  • 全長700メートルを超えるマハラジャ・エクスプレス。駅によってはプラットホームに収まりきれず、前後がはみ出していることも
  • ハウスキーパーや料飲部門マネージャー、バーテンダー、食事をサーブするスチュワートなど、職種ごとに異なるコスチュームを着用。車内には洗濯機があり、制服は毎日洗濯する

 24金を惜しげもなく使い、きらきらと絢爛豪華な車内のインテリアを手がけたのは、南インドの女性デザイナー、エリザベス・ケルカールさん。若いスタッフに言わせると「やや時代がかった」いかにもインドらしいコスチュームは、職種別に7種類ある。これもインドのデザインチームが手がけたものだ。

「“オール・メイド・イン・インディア”。マハラジャ・エクスプレスは、これをコンセプトに製造されました」と、ヘイマン氏。ちなみに、働いている乗務員も、現在のところすべてインド人が、乗務員に限っては、この先、国際化を目指すとか。英語を話して接客業の経験がある日本人は大歓迎とのこと。ちかぢかこの列車で、インド風のコスチュームをまとった日本人クルーを見る日がくるのかもしれない。

■取材協力:インド政府観光局

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。

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