労働者モデルは、職場への報告▽介護保険サービスを使い自分で介護しすぎない▽ケアマネジャーに相談する-などが主要項目だ。企業には介護と仕事の両立支援制度の手続き周知や、社内外のネットワークの構築などを提示する。
国がモデル構築を急ぐ理由は今後5年間で1947~49年生まれの団塊世代が70代に突入し、介護の必要な人がますます増えるからだ。
企業に対し、制度は法律で義務づけられているものの「社員にどのような支援が必要かわからない」といった声が多く上がっていた。
現行の改正育児・介護休業法では、対象家族1人につき93日間の介護休業が認められている。年5日の介護休暇を足しても、期限の不明確な介護に充てるには限界があり、思い詰めて離職する人も少なくない。