小泉進次郎青年局長(現在は復興政務官)の登場で脚光を浴びた「自民党青年局」の知られざる歴史と実態に迫る労作だ。自民党には、45歳以下の国会議員や地方議員、党員で構成する青年局がある。全党員約70万人のうち約12万人が所属する巨大組織は、局長を中心に歴代の政権を動かしてきた。青年局をマネジメントの視点から分析し、派閥政治とのせめぎあい、党内の政策的系譜も考察する。
小泉進次郎氏への密着取材が本書の根幹をなす。著者は進次郎氏と同世代の30代で、政治をメーンテーマにしている新進気鋭のノンフィクションライター。(新潮新書・本体740円+税)